カクテルやソーダ割り
次はカクテルです。緑茶割り、番茶割り、蕎麦茶割り、そば湯割りなどのカクテルですが、特に最近人気なのは焼酎の緑茶割りでしょう。お寿司屋さんではかなりもてはやされており、冷たいのも温かいのもいけます。
緑茶成分の苦味となるタンニンと爽やかな香りが、お寿司特有の生臭さを消してくれるので、旨味もぐっと引き出してくれます。健康的にもよさそうです。緑茶がOKということで、同様に番茶割り、ウーロン茶割り、そば茶割りもいけます。ついでに言えば、そば湯割りはそば焼酎とは合うに決まっています。ウーロン茶割りは脂っこい料理には特にお勧めです。
お酒に弱い人でも、お茶に少しだけ焼酎を垂らせば美味しくいただけます。紅茶に焼酎なら、日本版のロシアンティーが楽しめますよ。お茶系以外でもこのように好みの飲み物と焼酎を混ぜると、すべて焼酎カクテルということになります。従って、一般的なチューハイ、サワー、ホッピーもカクテルといえるわけです。何しろ自由にいろいろな味わいを楽しめるのがカクテルの特徴です。
ユニークなところでは、トマト焼酎とトマトジュース、野菜ジュースと野菜焼酎というのもあります。これに並ぶのがソーダ割りです。焼酎をソーダで割るのも、カクテルの一種とみなしていいでしょう。しかし、最近の需要の多さから、既に一つのカテゴリーとして独立しているような存在です。レモン、ライム、ミントの葉など浮かべれば、ちょっとしたパーティーでも似合います。